愚痴を書きます。
頭の中がぐちゃぐちゃで全然整理できてないので、支離滅裂な文章になるかもしれませんが、自分の心を少し落ち着かせるためにも、ぐちゃぐちゃのまま気持ちを吐き出しておこうと思います。
息子の高校受験のことで悩んでいます。
余裕がないのに私立中学に行かせてしまった
息子は今私立中学に通っていますが、中高一貫校ではないので、他の高校を受験して外部進学する子も多いです。
私立中学に行きたいと言い出したときはびっくりしましたし、一度は説得して止めました。
まず、うちにはそんな余裕はない。
中学から私立に行く子は、家がお金持ちで、本人もすごく勉強をがんばれる子なんだと。
もしかしたら東京とか都会の方では必ずしもそんなことはなくてクラスの半分くらいが中学受験をするのかもしれませんが、うちの地域では私立中学に行く子はかなり少数派です。
お金の問題とか、学力の問題とか、何も考えずになんとなくカッコ良さそうだから行きたいと思っちゃったのかな?と考え、現実をわかってもらおうと説得しました。
でも、自分はぬるい環境にいたくない、勉強をがんばる子たちの中に入って一緒にがんばりたい・・・みたいなことを言うわけです。
勉強をがんばるために私立中学に行きたいんだ、なんて言われると親として絶対ダメとも言えず、どうにかして行かせてやることはできないかな・・・と家計をやりくりしてギリギリなんとかなるかな、と行かせてやることにしました。
でも、塾に行かせる余裕はないからね。自分でしっかり勉強してね、と言い聞かせていました。
中2までは成績が良かった
入学して最初のうちは、確かに勉強をがんばっていました。
定期テストでは、学年で10位以内には入っていましたし、上位2~3人に入れば受けられる学費免除を目指すとか言ってたこともあります。(結局無理だったけど)
付属の高校はそれほど偏差値の高い高校でもないので、高校は外部の公立高校を受験すると話していました。
学力の高い子は外部を受験する子が多いようです。
そうしてくれると学費も助かるし嬉しいな、と当時は話していました。
志望校を決められず・・・
ところが、3年生になってから徐々に成績が落ちてきます。
周りの子たちが本気でがんばりだしたからでしょうか。
いや、本人が息切れしてきたのかな?
家で勉強している時間も、1~2年生のころと比べたら短くなっているように感じます。
学校に進学の希望調査を何度か出さないといけないタイミングがあるのですが、どうするの?と聞いてもウダウダとよくわからない返事。
わからないならわからないなりに、いろんな高校の説明会やオープンスクールに行ってみたらいいと思うのですが、それも行かず。
本人があまりにも動かないので、わたしは自分が「ここはどうかな?」と思った学校の説明会の予定を調べて直接申し込めるものは直接申し込み、学校経由のものは息子に何度も催促して申し込んでもらいました。でも時期的にもう手遅れだった学校もいくつかありました。
内部進学したいの?と聞いても、そうでもない様子。
自分の問題なのに、しかももう3年生なのに、あまりにものんびりしすぎだし、後で後悔しても遅いよ!とイライラしてしまいます。
3年生を夏休みにダラダラ過ごす
特に腹が立ったのは夏休み。
ほんっとにダラダラと過ごしていて、とても受験生とは思えない状態でした。
夏休みの宿題はやっていましたが、ほぼそれだけ。
なんでこんなに寝られるんだろう?っていうくらい昼寝ばかりして。
高校受験を控えた中三の夏休みに勉強をしない息子。イライラが限界
塾に行ってないから、自分が今どういう状況かわかってないのかな・・・?
でも塾に行かせる余裕はないよ、って最初から言ってあるし。
本人に「塾に行きたい?」と聞いても行きたくないと言うし。
志望校を決めてないからがんばる気にならないのかな・・・?
でも、担任の先生やわたしがいろんな高校を見に行けと言ってもぜんぜん動かないし。
夏休みはみんなすごくがんばってるよ。
夏休みの勉強量で大きく差がつくんだよ。
2学期から取り返そうとしても難しいよ。
なんでそんなにのんびりしていられるの?
本人の問題だと頭では理解していても、ついやいやい言ってしまいます。
夏休みは本当にストレスがたまりました。
イライラするのはお金の問題だと気づいた
で、ある時ふと気が付いたんです。
本来は高校受験のために勉強をがんばるかどうかなんて子ども自身の問題で、わたしの問題ではないんです。
なのに、どうしてわたしはこんなにイライラしてしまうのだろうか・・・?
あー、きっとお金の問題だ。
勉強をがんばりたいから地元の公立中学ではなく私立中学を受験したいと言われ、「勉強をがんばりたい」という子どもの気持ちを折ってはいけない。。。と、無理をしてしまったからです。
毎月節約してしんどい思いをしながら中学の学費を払っているのに、子どもは勉強をがんばっていない。
親がしんどい思いをしているのに、子どもはダラダラしてラクをしている。
子どもががんばっていればこそ、多少無理をしてでも応援してやりたいという気持ちになれますが、本人がダラダラしているのになぜわたしだけしんどい思いをしなければならないのか。
だからイライラしてしまうんです。
問題は、無理をして学費を払っていたことにあるんだと気が付きました。
もしうちに経済的な余裕があれば、子どもが勉強していなかったとしてもそれほどイライラしていないと思うんです。
勉強するかどうかは子ども自身の問題で、わたしの問題ではない。と冷静に切り分けることができます。
ところが、余裕がないのにしんどい思いをして学費を払っていることで、「わたしの問題」になってしまっているんです。
自己犠牲ってやつですね。
わたしは子育てにおいて、母親だからこうあるべきとか、子どものためにガマンすべきという自己犠牲の精神には絶対反対の立場なのですが、自分でも気づかないうちに自己犠牲をして苦しくなっていたわけです。
そう思うと、中学受験をしたいと言い出したときに、もっと気持ちを強くもってきっぱり断ればよかったのだと悔やまれます。
私立高校の学費を払うお金がないと息子に話した
でも今からでも遅くない。
高校は私立には行かせられない。もう無理はしたくない。ラクになりたい。
正直に、子どもに話すことにしました。
私立高校の学費を払うのがしんどいから公立に行ってほしいと子どもに話すのは、勇気がいることでした。
今までも、私立中学の学費が高いということはたまに子どもにぼやいたりしていましたが、高いと言いながらも何とかなってるんだからそれほど重く受け止めていなかっただろうと思います。
でも今回は、きちんと話しました。
うちの家計がどうなっているか、つつみ隠さず話しました。
節約して無理をすれば、ギリギリ払えないこともないけど、今まで無理をしてきてとてもしんどかったし、もう無理はしたくない。
まだ下に兄弟が2人いるのに、あなたにばかりお金をかけるわけにはいかない。
家族で旅行したり、外食したり、楽しむためにお金を使ったりもしたい。
特にどうしても私立高校に行きたいという理由がないのであれば、公立高校に進学してほしい。
付属の高校でもどこでも行きたいところに行かせてやりたかったけど、経済力がなくて申し訳ない。
そう伝えました。
息子は静かに聞いていて「わかった」と答えました。
夏休みの半ばごろのことです。
「公立高校に行ってほしい」なんていうことは、息子の立場からしたらもっと早く言ってほしかっただろうと想像します。
自分でももっと早く決断すべきだったと反省します。
でも、当初は無理してでもなんとか学費を出してやろうと思っていましたし、夏休み中の息子のあまりのダラケ具合を目の当たりにしてわたしの心が折れてしまい、このタイミングになったんです。
それでもまだ夏休み中でしたから、今から本気になればそこそこの公立高校に入れるのでは?とも考えました。
本音を言うと、この時点で危機感をもって公立高校受験に向けて真剣に取り組んでほしかった。
公立高校に行けと言って何か変わったか
でも、なかなかうまく行かないものですね。
勉強姿勢は特に変わらなかったです。
急に切り替えられるわけでもないのでしょうね。
でもいいんです。
お金の問題から開放されたことで、子どもの問題とわたしの問題を切り分けて考えることが可能になりました。
完全にではないけれど、以前よりはずっとイライラしなくなりました。
勉強だけがすべてじゃない。
勉強がキライなら、勉強をがんばらずに生きていく方法を考えればいい。
公立高校という選択肢の中から自分で選んで自分で必要な対策をすればいい。
特に受験勉強をしなくても入れそうな高校に行くなら、勉強せずにダラダラしているのも本人の自由。
偏差値の高い高校に行きたいならがんばるしかない。
どちらにしても子ども本人の問題。わたしの問題ではない。
これで気持ちがぐんと楽になったのですが・・・(つづく)