うちの子が通う小学校では、夏休みの宿題として2枚以上絵を描かないといけません。
好きに描かせて完成すれば親としてはラクなんですが、それだと上手くかけなくて本人がイライラかんしゃくを起こしてしまうんですよね。
そこで、小学一年生や二年生でも簡単に描けて、いい感じに仕上がる題材と描き方を調べました。
この手法を使って実際に一年生の娘が描いた絵も紹介します。
小学校低学年でも簡単に描ける夏休みの絵の題材3選
夏らしい題材で、なおかつ簡単に描ける題材は次の3つです。
- 花火
- しゃぼん玉
- 風鈴
小学一年生でも簡単!「花火」の描き方:その1
花火はこちらの動画の技法で描きました。
ストローを使ってハンコのように簡単に花火を描くことができます。
実際に娘が描いた花火はこちら。
黒画用紙がなかったので、黒っぽく塗ってから描きました。
黒く塗ってから乾くのを待って・・・と少し時間がかかりましたが、黒画用紙を使えば10分もかからず完成すると思います。
ストローの先を細く切らなければならないので、そこはわたしが手伝いました。
ストローの切り込みの深さによって、花火の大きさが変えられます。
大きな花火にしたいときは、絵の具パレットだと面積が狭いので、お皿に絵の具を広げたほうがストローにつけやすいですよ。
雑にやるとストローの先がきれいに広がらず、ぐしゃっときたなく色がついてしまいます。事前にストローの先をよく開いておくこと。
あと、練習用の紙で何度か練習してから本番の紙に色をつけた方がいいですよ。
今回はA4サイズの画用紙を使いましたが、四つ切りサイズの画用紙に描く場合は、ストローだと花火が小さくて打ち上げ花火っぽくならないかもしれません。
もっと大きな花火にした場合は、ストローではなくトイレットペーパーを使うといいですよ。
ただ、トイレットペーパーだけだと中心部分が大きくあいてしまうので、中心の空洞部分にストローの花火を組み合わせるとよいと思います。
小学一年生でも簡単!「花火」の描き方:その2
簡単な花火の描き方はもう1つあります。
こちらの動画の技法も本当に簡単でびっくり。目からウロコのすごいアイデアです。
こちらは4年生の息子が描いたものですが、一年生や二年生でも簡単に描けると思います。
きれいな色をぼかして円を描き、その上にろうそくで花火の線を描いたあと、上から黒をベタ塗りすると、ろうそくで線を描いた部分だけ黒い絵の具がはじかれてきれいな色が浮かび上がるというものです。
ろうそくが必要なので買いに走りました^ ^
色付きのろうそくではなく、白いろうそくを使ってくださいね。
ろうそくで花火の線を描くとき、線が細いと打ち上げ花火の迫力が出ません。
結構力を入れて、太く力強い線を描いた方がいいですよ。
小学一年生でも簡単!「しゃぼん玉」の描き方
こちらの動画の技法でしゃぼん玉を描きました。「三年生の水彩指導」という動画のタイトルがついていますが、1年生の娘でもできました。
水をたっぷり塗ったところに薄い絵の具を少量つけて、ぼんやりにじませる技法です。
一年生の娘が描いたしゃぼん玉がこちら。30分もかかっていないです。
きれいなまん丸が描けていませんが、いびつな円でもそこそこいい感じの絵になっていると思います。
水をたっぷり塗るときに、なるべく円からはみ出さないようにしましょう。円の外まで色がにじんでしまいます。
うちの娘は最初、絵筆をななめに持ってさらさらと塗って円から大幅にはみ出していました。絵筆を鉛筆のように低い位置で持って、なるべくまっすぐ立てて塗るようにアドバイスするとはみ出さないようになりました。
絵の具の色が濃いとしゃぼん玉っぽく見えません。水でうすーく伸ばして、ちょうど良い色を作りましょう。
練習用の画用紙で調整するといいですよ。
絵の具をつけてにじませるとき、円の弧に沿って丸く筆を運ぶようにしましょう。
娘は塗り絵を塗るときのように直線で塗ってしまうので「まあるく塗った方がいいよ」と何度か声をかけました。
2色を使って直線で塗ってしまったのがこれです。
多少失敗はあるものの、全体的な仕上がりには娘も大満足。
小学一年生でも簡単!「風鈴」の描き方
先ほどのしゃぼん玉の技法を使って「風鈴」も描けます。
スイカと風鈴を組み合わせると「ザ・夏休みの絵」という感じですね。
娘が描いたスイカと風鈴の絵を載せたかったのですが、失敗してくしゃくしゃにしてしまいました^^;
風鈴に金魚の絵を描こうとして失敗してしまったんです。