中学生のお子さんに、いくらくらいお小遣いをあげていますか?
世間の相場ではいくらくらいが適切なんだろう…って気になりますよね。
各種調査結果のまとめと、わが家のケースをご紹介します。
中学生のお小遣いの相場はいくら?
バンダイの「小中学生のおこづかいに関する意識調査」結果によると、お小遣いを定期的にもらっている中学生の割合は全体の59%。
9割が親からもらっていますが、祖父母から定期的にもらっているという子も約2割。
親と祖父母の両方から貰っている子は10人に1人でした。
定期的なお小遣いの1カ月の平均額は、
- 親からもらう場合 月2,298円
- 祖父母からもらう場合 月3,500円
もう1つ調査結果をご紹介します。
こちらは、金融広報中央委員会の「子どものくらしとお金に関する調査」です。
こちらの調査では、中学生のお小遣い額の平均値は、月2,536円
バンダイの調査とほぼ同じですね。
ただ、最頻値が1,000円ということで「あれ?意外と少ない…」と感じました。
月5,000円以上もらっている中学生は1割弱といったところ。
中学生のお小遣いの使い道
同じくバンダイの調査によると、中学生のお小遣いの使い道は次のとおり。
いろいろとお金がかかるのか、貯金する子も小学生より少ないようです。
わが家では…長男(中学生)のお小遣いの額
さて、わが家の場合ですが、
うちの長男(中学生)のお小遣いは月4,000円です。
そのうち、スマホのデータSIM通信費として500円返してもらうので、実質自由に使えるのは3,500円。
小学生のうちは毎月のお小遣いの一部を貯金させていましたが、今はもう本人に任せています。
たぶん貯金はしてないんじゃないかな…と思います。
たまに足りなくなっているみたいですし。
使い道は、アイスやジュース、マンガを買ったりしてるようです。
電車で友達と遊びに出かけることもあります。映画館とかスポッチャとか。
こういうお出かけは食事代もあわせると結構お金かかりますよね。
洗車や草むしり、食後の食器洗いなど、お手伝いをしたら追加でお小遣いをあげる仕組みにしているので、「週末友達と映画に行く約束をしたのにお金が足りない!」というようなときは、がんばってお手伝いしてくれます。
その他、お小遣いが足りなくなるとメルカリで何か売ったりもしています。
今どきの中学生のお小遣い稼ぎの方法は、親には想像もつかない方法だった
わが家では前借りNGなのですが…
欲しいものがあるのにお小遣いが足りないとき、「貸してほしい」と言われることもありますが、わが家ではお小遣いの前借りはNG。
そういうときのために、毎月のお小遣いから自分で少しずつ貯金しておく習慣をつけてほしいなぁ…と思ったからです。
でも、先日ツイッターでこんなご意見をいただいて、なるほど!それもアリかも…と考えを改めました。
金利をとって親に借金スタイルもOKとのこと。
激しく同意です。
うちは親に借金スタイルもOKにしてます。金利は5%です。
返済計画表もつくらせますプレゼンもさせます笑
大きなお手伝いをし、繰り上げ返済OKにもしてます。
子供達にはお金を使う事は投資という感覚を身につけてほしいです。— しそた (@yOQxmdFlxyEWNlK) January 3, 2020
欲しいものがあるからといって無計画に前借りするのは良くないけど、なぜ前借りが必要なのか子どもにプレゼンさせて、返済計画表も作らせるのであれば、教育的な効果もありそうです。
しかも金利をとるのですから、子ども自身も金利を払ってでも今すぐ買うべきなのか、それともお金がたまるまで待つべきなのか、じっくり考えるきっかけになりますよね。
確かに、お金の使い道によっては「投資」となることもありますし。