高校への進学費用を考えるとき、忘れてはいけないのが修学旅行の費用。
特に私立高校では海外への修学旅行で何十万もかかるケースがあるので要注意です。
高校の修学旅行の行き先や費用、子供に持たせるお小遣いの相場を調べてみました。
修学旅行の費用(相場)と行き先
国内の修学旅行で人気の行き先TOP10
7位までの順位は3年間変わっていないそうです。
国内の修学旅行の費用
国内の修学旅行の費用は平均10万円ほど。
交通費、宿泊費、体験学習代などを含みます。お小遣いは別です。
海外への修学旅行で人気の行き先TOP10とその費用
海外の修学旅行の場合、人気の行き先は次のとおりです。
公立と私立で人気の行き先が異なります。
ただ、同じオーストラリアでも公立高校の費用が13~36万円なのに対して私立高校は20~63万円。
ホテルのランクが高かったり活動内容が充実しているのでしょうか。
このほか、初めての海外旅行だとパスポートの取得費用(1万数千円)もかかりますし、スーツケースなど持ち物を買い揃えるのにもお金がかかりますよね。
ちなみに、海外の修学旅行の日数は、公立高校では4~5日が多いのに対して私立高校は5~6日が多く、「10日以上」も87校ありました。
修学旅行で海外へ行く高校の割合は?
海外への修学旅行は私立高校がほとんどなのかと思いきや、この調査結果では公立高校が375校(公立高校全体の10.4%)、私立高校が467校(私立高校全体の34.9%)と、割合は低いものの公立高校でもたくさんの学校が海外への修学旅行を実施していることがわかりました。
先生方の引率の負担は大きいかもしれませんが、たとえ近場でも海外旅行の方がワクワクして良い思い出になるだろうし、知見を広めることができそうだな・・・と個人的には感じました。
高校の修学旅行のお小遣いの相場
小学校や中学校の修学旅行の場合、子供に持たせるお小遣いの額を学校から指定されますが、高校の場合は金額の指定や上限設定がなく「各自で考えて適切な額を」という学校も多いようです。
きちんと調べた調査結果は見つけることができなかったのですが、ネットで口コミなどを調べてみた限りでは、「2万円ほど持たせた」という声が多かったです。
お小遣いの使い道としては、
- 自由行動の際のレジャー代
- 自由行動の際の食事代
- その他の飲食代
- 自由行動の際の交通費(タクシー移動することも)
- お土産代
あと、ディズニーランドやUSJなどテーマパークへいく場合は食事やお土産も割高なので、少し余裕をもって持たせた方がいいのかもしれません。
高校の修学旅行の費用は積み立て?
高校の修学旅行の費用は国内でも10万円ほど、海外なら数十万円にもなり高額ですよね。
支払い方としては積み立てが一般的ですが、一括払いが選択できたという声もありました。
なお、高校の修学旅行の時期は2年生の秋~冬が一般的です。
その時期までに積み立てをする学校と、3年間かけて分割払いにする学校があるようです。