5歳児&小学3年生と一緒に『ミスペレグリンと奇妙なこどもたち』を観ました。
この映画、子供と一緒に観てみたいけどちょっと怖そう…子供に見せても大丈夫?と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
『ミスペレグリンと奇妙な子供達』のあらすじ
少年ジェイクは、現実と幻想が交錯する中で、奇妙な子供たちが暮らす“ミス・ペレグリンの家”を見つけ出す。子供たちが不思議な能力を持ち、ひたすら同じ一日を繰り返す理由を知る一方で、彼らに忍び寄ろうとしている危険に気付くジェイク。さらに、ミス・ペレグリンの家へと導かれた理由と自身の役割を知る。やがて、真実が明らかになるとともに、子供たちに思わぬ変化が起こるが……。
(シネマトゥデイより)
ファンタスティックビーストを観に行った時にこの予告編が流れていて、子供たちがとっても観たがっていたんです。
怖いか怖くないかでいうと「怖い」…かな?
でもハラハラドキドキ&不思議な魅力があり、怖さを上回るおもしろさ!
『ミスペレグリンと奇妙な子供達』のキャスト・スタッフ
ミス・ペレグリン:エヴァ・グリーン
ジェイク:エイサ・バターフィールド
バロン:サミュエル・L・ジャクソン
エマ:エラ・パーネル
ミス・アヴォセット:ジュディ・デンチ
エイブ:テレンス・スタンプ
監督:ティム・バートン
製作:ピーター・チャーニン、ジェンノ・トッピング
脚本:ジェーン・ゴールドマン
エヴァ・グリーンが美しすぎて見とれてしまいます。
監督はティム・バートン。
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』
『チャーリーとチョコレート工場 』
『アリス・イン・ワンダーランド』
『フランケンウィニー』などなど、独特な世界観の作品が多いですよね。
どういうところが面白いの?
平たく言うと『X-MEN』の子ども版みたいな感じです。
特殊な能力を持った不思議な子供たちがたくさん出てきます。
映画館で予告編を観たときも、ふわふわ宙に浮かぶ少女や透明人間の男の子、後頭部にある口でお肉を食べる女の子などに心をつかまれ「これ観たい!!」と。
でも、X-MENとは趣きがちがって、ティム・バートンらしいファンタジー感とちょっと気持ち悪い感じ。「きもファンタジー」です。
悪いやつらに追いかけられて主人公と不思議な子供たちが逃げたり戦ったりするんですが、ハラハラドキドキ感もいいですね。
ただ、「怖い」要素はやや強めです。ホラー映画までは行きませんが。(わたしホラー映画は絶対ムリ!!)
最初からずっと、なんとなく不穏な空気が流れているんです。何かイヤなことが起こりそう…というソワソワした雰囲気。
子供と一緒に観ても大丈夫?うちの子が怖がったシーン
ファンタスティックビーストを観に行ったときのの予告で流れていたくらいだから、たぶん子供向けのファンタジー映画(ダーク・ファンタジー?)なのだと思いますが、
- 本当に子供に見せても大丈夫?
- 「怖い」ってどの程度?
というのが気になるところですよね。
怖がって眠れなくなったり、一人でトイレに行けなくなったりしたら困りますし。
実際にうちの子たち(当時5歳と小学3年生)が怖がっていたシーンを具体的に紹介します。なるべくネタバレしないように…
夜道でバロンに出会うシーン
バロンというのは追いかけてくる悪い奴らのリーダーです。このバロンが夜道や洞窟の中でふわっと突然現れるんです。
予告編にも出ていましたがこんな感じで白目のサミュエル・L・ジャクソン が!!
お皿にのった目玉を食べるシーン
これはグロいですね。一瞬ですがそういうシーンがあって子供たちが「きもちわるい~」「こわい~」となっていました。
でもこのグロさがティム・バートンらしい。
ホローが現れたシーン
ホローというのは追いかけてくる悪い奴ら。予告編にも出ていたコレです。
最初にこの姿が出てきたときは「ひぃ~っ!」となりました。
その後は何度も出てくるのでだんだん見慣れてきますが。
その他、人形に心臓をはめ込んで戦わせるという少々グロい場面があるのですが、そのシーンは子供たちは特に怖がる様子なく観ていました。
どういうことかよくわからなかったのかも。
あと、タイムトラベル系の展開もあるのでちょっと難しいな…と感じるところもありましたが、ちゃんと理解できなくても子供たちは雰囲気で楽しんでましたよ。
『ミスペレグリンと奇妙なこどもたち』のおすすめ度
★★★★☆
映像もきれいだし、ストーリーも面白いし、子供の食いつきも良くて個人的にはすんごく良かったです。
ただ、怖がって眠れなくなったり、一人でトイレに行けなくなったりする可能性も大いにある映画です。
うちの子はちょっとどうかな…と不安な場合は、わざわざ見せなくてよいと思います。
その点で星4つにしました。
怖いけど観たい…
怖いけどハラハラドキドキしたい…
という感じのお子さんなら、親子でハラハラドキドキを楽しんでください!
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