小1、小4、中3の子どもたちと一緒に映画『アリータ バトル・エンジェル』を観ました。
予告編を観てバトルシーンがすごくかっこよかったのと、脚本・製作がジェームズ・キャメロン、監督はロバート・ロドリゲスということで、見て損はないはずと。
サイボーグの女の子「アリータ」はCGですが、動きや表情が自然でリアル。だけど、なんかちょっと人間ではないような違和感を感じる絶妙なラインなんです。
このあたりもきっとすごい技術を見せてもらえるのだろうなと期待しました。
アベンジャーズなどマーベル系の映画が大好きな子どもたちも予告編で食いついて、家族みんなで楽しめました。
ただし、「PG12対象」の映画で、ちょっと刺激的なシーンもあるので小さなお子さんは要注意です。
『アリータ バトルエンジェル』の予告編とあらすじ
『アリータ バトル・エンジェル』2019年
主演: ローサ・サラザール
監督: ロバート・ロドリゲス
脚本・制作:ジェームズ・キャメロン、ジョン・ラドー
2時間1分
あらすじ
数百年後の未来。サイバー・ドクターのイド(クリストフ・ヴァルツ)は、アイアン・シティのスクラップ置き場でアリータ(ローサ・サラザール)という意識不明のサイボーグを見つける。目を覚ましたアリータは、一切の記憶をなくしていた。だが、ふとしたことから並外れた戦闘能力を秘めていることを知り、なぜ自分が生み出されたのかを探ろうと決意する。やがて、世界を腐敗させている悪しき存在に気付いた彼女は、立ち向かおうとするが……。(シネマトゥデイより)
『アリータ バトルエンジェル』のおすすめ度
★★★★☆
圧巻は何といってもモーターボールのアクションシーンです。
くず鉄の町「アイアンシティ」、天空に浮かぶユートピア都市「ザレム」、人間とサイボーグの恋など、世界観も素晴らしい。
…と思ったら、原作は日本の『銃夢』というマンガなのだそうです。
ジェームズ・キャメロンが長年にわたって映画化を熱望していたのだとか。
アリータの自然な表情、自然な動きも見どころです。
最初はアリータの目がでかいのが「ちょっと不気味」と感じたのですが、ストーリーが進むにつれて「かわいい」と感じるように。
ストーリーも映像も文句なしで素晴らしいのですが、ラストが「えっ、ここで終わるの?」という終わり方だったので、その点でマイナス1です。
『アリータ バトルエンジェル』メイキング動画
アリータの自然な表情や動きをどうやってCGで作っているのか、メイキング動画を見つけました。
アリータは、ローサ・サラザールという女優さんが実際に演技している動きや表情を「パフォーマンスキャプチャー」という技術で再現して動かしているそうです。
女優さんの体にたくさんのマーカーをつけて多数のカメラで撮影し、それを3DCG用のデータに変換するもの。
映画を観た後、メイキング動画を子どもと一緒に観ても楽しいですよ。
子どもと一緒に観て大丈夫?うちの子が怖がったシーン
ストーリーも映像も素晴らしいのですが、子どもにとっては少し怖いシーンもあります。
ちなみに映倫のレーティングは「PG12対象」
小学生以下のお子様が視聴する際、保護者の助言・指導が必要。鑑賞する際にはなるべく保護者同伴をオススメする作品です。小学生以下のお子様にとっては不適切な表現が一部含まれています。が、あくまで「助言・指導が必要」であるため、子供が見てはいけない、というわけではありません。
殺傷シーン
具体的にどういう「不適切な表現」があるのかというと、やはり殺傷シーンですかね。
アベンジャーズ系の安心して観ていられる戦いではなく、刀や鎌を振り回して切りつけたり刺したりして戦うシーンが多めです。
体がスパっと何分割かに切れてしまうようなシーンもあるのですが、そこは小1の娘が「あれが一番怖かった」と話していました。
でも、サイボーグなので修理可能ですし、救いのない展開ではありません。
グロいシーン
人間の頭に機械で作った体をくっつけてサイボーグにすることが可能なので、修理の際に頭だけになった状態でしゃべっているシーンなど、多少グロいシーンもあります。
子どもたちは「えっ、何?怖い!」となっていましたが、これもサイボーグなのでホラー映画ほど怖いわけではありません。
夜道に悪者が潜んでいるシーン
ドキドキしながら夜道を歩いていて、潜んでいた悪者が急に出てきてビクッ!となるやつです。
こういうのは後で一人でトイレに行けなくなったりするんですよね…。
以上のように、少し刺激の強いシーンもあるので小さなお子さんは要注意です。
ただ、怖い場面もあったものの、うちの子たちは「めっちゃ面白かった!」「すごかった!」と興奮していたので、トータルでは観てよかったです。
なお、子どもに見せたくない性描写などはまったくありません。
『アリータ バトルエンジェル』の口コミ
まずなんといっても映像が素晴らしい!
その素晴らしい映像で魅せるアクションシーンはまさに瞬きをするのも忘れる。
特殊撮影とは思えない完成された映像とスピード。
女の私でも惚れこんだ魅力満載のアリータ。早く続編を!!
公開前からアリータのビジュアルがCGが物議を醸してました。
僕も観る前は「どうだろうか?」と思ってましたが、いざ観てみると全然そんな事も無く、アリータにどんどん引き込まれてる自分がいました!
そもそも体自体がサイボーグであり義体なので、リアル過ぎない方が良いのだと気づきました。
アクションシーンがどれも見応え充分。モーターボールのシーンはそこまでやるか、と唸った。格闘モーションをしっかり描いてくれるのもいい。
劇中に出てくるスポーツ「モーターボール」のシーンは本当に素晴らしいです。
あまり詳しくは話したくは無いのであまり言いませんが、このモーターボールのシーンが一番格好良いです!
(eiga.comより)
『アリータ バトル・エンジェル』はこちらの動画配信サービスで観ることができます。
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