PTAはもういらない!? 学校行事のお手伝いなら有志ボランティアの方がうまく行く

PTA いらない 廃止

1年間、小学校のPTA役員をやってみて感じたことをこちらの記事で書きました。

PTA役員・副会長をして気づいたPTAの変なところ

その中で「PTAの存在意義がよくわからない」と書きました。

役員会では学校行事のお手伝いの段取りを話し合っただけで、学校をより良くするための提案をする場ではありませんでした。

PTAの仕事は学校行事のお手伝い
それからPTAという組織のための仕事。(つまり会計など)

これ、もし学校行事のお手伝いをほかのところに任せられるなら、PTAの役員会なんて無くてもいいくらいですよね。
あるいは役員の数を大幅に減らせるのではないでしょうか。

有志のボランティアグループを結成

うちの子たちが通っている小学校では、新たに登録制のボランティアグループができました。

これ、誰の発案なのか、どういう経緯でつくられたのかまったく知らないのですが、とっても良い取り組みだと思いました。

保護者に限らず地域の人なども含めて、自分が手伝えることを登録してもらう仕組みです。

学校側は、具体的に何を手伝ってもらいたいかをあらかじめ明示しておきます。

たとえば、

  • コンピューターの授業でパソコン操作を教える補助をしてほしい
  • 山登りの際に引率の補助をしてほしい
  • 家庭科の授業で裁縫を教える補助をしてほしい
  • 図書館の整理や本の管理をしてほしい
  • 校庭の草刈りを手伝ってほしい


などなど。

学校から配布されるボランティアグループの案内に、このように手伝ってほしいことの一覧が記載されているんです。

それを見て、これなら手伝えるかな?と思うものがあればボランティアとして登録しておきます。
日程が決まったら学校から登録者に連絡があるので、都合が合えば手伝う、都合が合わなければ断る、という感じです。

手伝いたい人が手伝うから意欲的

PTA役員のように半強制的なシステムではなくて、「やりたい」「やってもいい」という人が「これなら手伝える」というものを選んで自主的に登録するという点がいいですよね。

手伝いたい人が手伝っているからとても意欲的。

毎年手伝ってくれる人からは「もっとこうしたら?」などの提案も出てくるでしょう。
こうなると、先生たちが時間を割いて毎年一から説明したり教えたりしなくても、勝手に動いてくれるようになります。

 

ちなみに長男の通う中学校のPTA役員は、やりたい人がやるしくみです。

入学式の際にPTA会長が壇上であいさつして、「小学校のPTAのように強制や抽選で役員になってもらうようなことはしません」と断言していました。

「役員になると先生たちと距離が近くなって色々意見を言えますよ。やってみようかなと思う人はわたしか先生に声をかけてください」と話しておられました。

3年生になるとかならず役員をしなければならないとか、「まだ役員やってませんよね。他の方はもうみんな役員をしてくれましたよ・・・」と暗に強制されるといったことは一切なく、本当にやりたい人がやる。

PTAって、本当はこれでいいはずですよね?

小学生の保護者は忙しい

あと、このボランティアグループは「保護者じゃなくてもいい」というところがポイント。

小学生の保護者って、みんな忙しいんですよ。
まだ下に小さな兄弟がいて自由に動けない人も多いです。

でもPTAの役員会や学校行事のお手伝いをする際は子供を連れて行けないので、それがまず大変。

それに共働きのおうちだと、たびたび仕事を休んでまで学校のお手伝いをするのは無理・・・となりますよね。

うちみたいに子供が3人いると、それぞれの授業参観や学習発表会、親子イベント、懇談会、家庭訪問などで、ただでさえ何度も仕事を休まないといけないので本当に厳しいです。

小学生の保護者でフットワーク軽く動ける人なんてあまりいないんじゃないでしょうか。

一方で、地域の人たちの中には子供が大きくなって手を離れ、時間に余裕がある人も結構いると思うんです。

そういう人たちは、小学生のために役に立てると知ったら、喜んで登録してくれるのではないでしょうか。

実は、うちの子たちがかつて通っていた保育園には、このようなボランティアグループがすでにありました。
ときどき園庭の草刈りをしてくださったり、餅つきや焼き芋などイベントをするときには集まって準備をしてくださっていました。

「孫のために」と参加している人もいましたし、子供も孫もいないけど「かわいい子供たちと交流できるのが楽しいから」といって参加している人もいました。

子育て真っ只中で忙しい人たちの中から無理やりかり出さなくても、こうして時間に余裕がある人たちの中から「子供たちのために何かやりたい」と思ってくれる人を募るほうがずっと合理的だしお互いにとって良いですよね。

PTAは廃止・縮小できるのでは?

PTAの問題って、結局ここだと思うんです。

PTAの存在意義は?何のための組織?

PTAの仕事が学校行事のお手伝いなら、役員を決めて回すよりも有志のボランティアグループの方がうまく行きます。

  • やりたい人が、できることを手伝える
  • 意欲的にやってくれる
  • 先生の負担も少ない

PTAの仕事が意見を出し合って学校をより良くすることなら、半強制的に無理やり役員をやらせても意味がないですよね。
どんどん意見を出して改善していきたいという意欲のある人が役員をやらないと。

でも、そもそもPTA役員にならなくても学校に意見くらい言ってもいいはずなので、そうするとPTAって必要?となります。
学校への意見ならアンケートでも十分ですし。

現状、もしPTAを完全に無くしたらそんなに困るのかというと、たぶん誰も困らないのでは・・・という気がします。

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