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小学生が宿題で「泣く」「癇癪(かんしゃく)を起こす」4つの理由

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小学生の保護者の方に、子供の宿題に関する悩みを聞いたところ「癇癪(かんしゃく)を起こす」「泣く」をあげる人が多いことがわかりました。

アンケートで詳しく聞いてみると、子供が宿題で泣いたり癇癪を起こしたりする理由は大きく4つに分かれました。

癇癪を起こした理由①「声かけがしつこい」

「まだやらないの?」「そろそろやったら?」と何度も声をかけると癇癪を起こすという声がいくつかありました。

そろそろ取りかかったら?と何度も言うと床に転がって大泣き

子供は最初にやりたいことをやりたいという気持ちが先行するタイプなので、宿題の前にやりたいことをしたり、宿題をやっているかと思いきや途中で本やタブレットをみたりしてしまいます。
「そろそろ切り替えて取り掛かったら?」という声かけを何度も繰り返すうちにこちらも強めな言い方となってしまうことにより、子供も声を荒げ出し、床に転がって大泣きします。

こんな対処をしました

癇癪を起こしている間は何も響かないので、とりあえず泣き止むのを待つしかありません。
少し落ち着いた後に話し合いを設け、何故こうなったかどうするべきだったかを考えさせます。心の状態が落ち着くと何事もなかったかのようにパッと切り替えます。
成長とともに落ち着いたような気はするのですが、未だに何度か発生する出来事なので、癇癪持ちの子ということで心の成長を待つしかないのかと思っています。

今からやろうとしてたのに!とじだんだを踏んで泣く

帰宅後すぐにひらがなの宿題はやるものの音読は「夜やる」と言い、夜になってもなかなか手をつけず・・・。
私も何度も「音読やらないの?」と声をかけ続けていたら、「今からやろうとしてたのに!!」と足をだんだん床に打ち付け、涙ぐんでしまいました。

こんな対処をしました

「今からやろうとしてたんだね、それなのに言われたら嫌な気持ちになるよね。ママ何度もうるさく言ってごめんね」と話しました。でも足でドンドン音を出したりするのはやめてほしいことはきちんと伝えました。
それからは宿題は見える場所に置きつつも、なるべく娘が自主的に「やる」というまで見守るようにしています。
初めの頃はこちらから促さないとと思っていましたが、小学校生活に慣れてきて、寝る前に宿題をやっておかないといけないと本人も気づく頃になってきたようです。

まだやらないんだろうか…もう寝る時間なのに…とハラハラするので、ついつい何度も声をかけてしまう気持ち、すごくわかります。
というか、わたしも何度も言ってしまうこと、よくあります。

でも、何度も言うのは本当は逆効果なんですよね。(わかっていても言わずにいられないこともありますが…)
忍耐力が試されます。。。

癇癪を起こした理由②「量が多い、書き直しがつらい」

宿題の量が多くてなかなか終わらない、せっかく書いたのに消して書き直さなければならないというときに癇癪を起こすという声がいくつかありました。

漢字の書き直しがつらくて泣いていた

漢字の「とめ・はね・はらい」に異常に厳しい担任の先生だった時に、漢字の宿題で花まるがもらえず本人も困り果ててしまい、ノートに漢字を書いては消してを繰り返しながら泣いていたことがあります。

 

また、テストで間違えた漢字を書き直すという宿題が出された時にも、それらの漢字を書き直す回数がひじょうに多かったため、その量の多さに泣いていたことがあります。

こんな対処をしました

漢字の宿題で花まるがもらえず子どもが泣いている時には、最初のうちはとにかく慰めたり、お菓子のご褒美を与えたり、親が漢字の手本を書いて真似させたりなど、様々な対処をしていました。

 

そのうち親自身も疲れてしまい、「もう花まるがもらえなくてもいいじゃん」と言ってしまったことがありました。
しかし、親が「花まるがもらえなくてもいい」と言った結果、本人の気持ちが楽になったのか、なぜか俄然やる気になりました。

 

その後は、自分なりにどのようにしたら花まるがもらえるのかを研究したようで、だんだん花まるをもらうことができるようになり、気がついたら泣くことがなくなっていました。

1マスずれていたため全部消して書き直すことになり癇癪

学校から帰ってきて宿題をしないでいつまでも遊んでいました。夜になってしまい焦って宿題を始めましたが、なかなか終わらなくて泣きながら宿題をしていました。
ノートの答えを書くところが1つズレている事に気づいて全部消して初めからする事になってしまい、泣いて、癇癪を起こしました。

こんな対処をしました

癇癪を起こしてしまった時は何を言っても聞く耳を持ちません。泣いて何を言っているのかも分からないし、本人も段々となんで泣いているのか分からなくなってきます。
とりあえず根気よく話をして、一瞬に宿題手伝うから頑張ろうね。と話かけていきます。
落ち着いたらちょっと面白い事を言ったりすると笑うので泣き止みます。

せっかくノートにたくさん書いたのに全部消して書き直さなければならない…という自体になったら、それは悔しくて泣いてしまうでしょうね。
消すときにノートがぐしゃっとなったりすると、さらにイライラしますし。

あまり宿題の量が多いと、書くのが苦痛で勉強がきらいになってしまわないか心配です。




癇癪を起こした理由③「眠い」

「疲れていた」「眠かった」という声があり、これは確かに!と思いました。
眠い時はちょっとしたことでイライラしてしまいますものね。

眠い時は、うまく漢字が書けないなど些細なことで癇癪

上手く漢字が書けなかったり、消しゴムで消した時に、宿題の用紙がグチャグチャになってしまった時など、些細な事でイライラしたり癇癪をおこしてた時期がありました。
疲れていたり、眠かったりすると癇癪おこしていたような気がします。

こんな対処をしました

なるべく早めの時間帯に宿題を終わらすようにしました。
低学年の時期は、側にいるだけでも安心する様子でしたので、なるべく横で声掛けしながら一緒に宿題をやっていました。
そうしているうちに、段々と宿題をする時間も定着してきましたし、一人で宿題をやっても、イライラしたり癇癪を起こすことが減っていきました。

癇癪を起こしたときに叱ったりせず「眠いからかな?」と気付いて、早い時間帯に宿題を終わらせるよう対処した親御さん、すばらしいです!

癇癪を起こした理由④「勉強がわからない」

特に算数の宿題については、解き方がわからない、計算方法がわからないといった理由で泣いてしまうという声がいくつかありました。

がんばっているのに自分だけわからない…と涙

宿題の算数の計算問題と図形の問題がわからない状態でした。周りのお友達は算数の問題がわかるのに、自分はわからない。算数が苦手で全然わからない。教科書を一生懸命読んでも難しい。
頑張っているのに先に進まず泣いていました。

こんな対処をしました

先ずは教科書を一緒に読み、問題の解き方の復習をしました。
次に問題をわかりやすく解説している動画をYou Tubeで検索し、一緒に勉強しました。いくつか動画を検索して、娘に合いそうな解説をしてくれる先生を探しました。

 

問題がわからなければ、また解き方を見ればよい。ゆっくりやればわかるんだと実感できたようです。
また、動画ではみんながつまずく点等も解説してくれていて、学校の授業よりもわかりやすかったようです。

計算方法をまちがえて覚えていて解けない

リビングで宿題中、わからないところを聞かれ、計算方法を伝えましたが、「先生はこうやってって言っていた」と聞き入れられず涙。計算方法を間違えて覚えたようですが、学校では計算できていたようで、苛立ってしまったようです。

こんな対処をしました

まずは本人の計算方法をひとつづつやらせて、一緒に確認し、どこで間違えたのかを探しました。間違い箇所はどうすれば正しい答えになるのか実際に計算させながら確認しました。
その結果、間違いに本人が気が付き、苛立ちも収まりました。理解した瞬間に表情が晴れました。

勉強がわからない、解き方がわからないという状態で一人で宿題をしなければならないのはつらいですよね。

Youtubeでわかりやすい授業動画を探すのは良い方法ですね!

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高学年になると算数も難しくなってきますからね。
親も教えるのが大変だったり、教えられても子供が素直に聞いてくれなかったり…。
プロの講師の先生の授業動画を見せる方が良さそうです。