小学生の子供にスポーツを習わせようと考えたとき、近所で、しかも安い費用で習える「スポ少」を検討する人は多いと思います。
ただ、費用が安い分、親の負担が大きいという声も聞きます。
スポ少に子供を通わせていて親が大変だと思うことはどんなことか、保護者の皆さんに聞いてみました。
当番がつらい
スポ少によっては、練習場所の予約や戸締り、準備、指導者用のお茶出しなどを保護者が当番制でおこなっているところがあるようです。
練習試合のときはスコアをつけたり、配車の調整をしたり。
あと、練習以外にクリスマス会やバーベキューなどのイベントを実施するスポ少では、その準備も大変なようです。
今はコロナでこうしたイベントは中止となっているので、ホッとしている人も多いのでは?
こうした雑用はコーチや子供たちがやっていて、親は送迎だけでOKというところもあります。
わたしの勝手なイメージかもしれませんが、特に野球は親の負担が大きいところが多いように思います。
以前、こんなツイートが話題になりましたね。
少年野球 母の犠牲で成り立つ。月1回の当番だからとだまされて入部。きつい。辞めさせたいけど本人が本当にやる気で。応援したいけどあんな男尊女卑のところにヘラヘラしながら何時間もボーッと見てるのが辛すぎ。野球に何の感情もなかったけど心底野球嫌いになった。
— いあいこ (@asukaiwaidesu24) June 16, 2020
試合の送迎や付き添いが大変。週末がつぶれる
多くの人が「大変なこと」としてあげていたのが、試合の送迎。
シーズン中は毎週土日のどちらかは試合で送迎や付き添いが大変でした。お休みが丸一日潰れてしまいますからね。疲労が残り、翌日の仕事にも影響が出ます。
土日は、毎週、遠出になるので親同士協力い合いながら、送迎していました。
送迎のために大きな車に買い替えたという人もいるくらい。
土曜日、日曜日に練習や、試合が入ると家族揃った休みでもサッカー優先になってしまいます
週末のおでかけの予定がなかなか立てられなくなりました。
試合が頻繁にあるスポ少だと、たびたび週末がつぶれて家族でお出かけしたり、休日にゆっくりする時間もなく大変だろうなと思います。
兄弟もちょっと可愛そうなんですよね。
週末はスポ少に入っている子が中心で、幼い弟や妹は試合会場で退屈しているという…
保護者やコーチとの人間関係が大変
習い事感覚でやっていたので熱血ママと考えが合わず、摩擦がおきてしまいました。
あまり手伝いに来ない保護者の悪口を言っているのを聞くのがつらかった。
コーチが強い子をひいきして、弱い子をないがしろにしているのを見て不信感をもった。
ママ友からスポ少の情報を集めよう
スポ少は地域によって、また指導者によって方針がまちまちなので、実際のところ親の負担はどれくらいあるのか、試合や練習は絶対出なければならないのか…など、入ってみないとわかりません。
とはいえ、体験練習などに参加して子供が「楽しかった!やりたい!」と盛り上がってしまうと、その時点で実は親の負担がかなり大きいとわかってももう手遅れ。。。
せっかく子供がやる気になっているのだから、お茶出し当番や試合の送迎くらいガマンしようか…となりがちです。
ですが、やっぱり大変なものは大変。
「スポ少は親の方が大変。もう疲れた…。子供は楽しんでるけど辞めさせたい」と、先ほど紹介したツイートのように苦しむことになってしまいます。
そうならないよう、できれば事前に情報を集めておきたいところです。
ママ友の情報網を駆使すれば、「以前、上の子が通っていた」とか「上の子の友達が通っていて大変だと聞いたことがある」といった情報が出てくるかと思います。