駒の動かし方がわかる、くもんのスタディ将棋。
子供用の将棋として人気ですよね。
でも、将棋に詳しい方のブログなどを読んでいると、最初から本物に触れさせた方が良いとか、子供は駒の動かし方をすぐに覚えるからあまり意味がないという意見を目にしました。
どうなんだろうな…と思いながら、わが家では結局くもんの将棋を買ったのですが、結果とても良かったと思います。
駒の動かし方がわかるから誰でも対戦相手になってくれる
確かに、何度もやってると子供は駒の動きを覚えます。
それでもやっぱりくもんの将棋にして良かったと思ったのは、お友達が遊びにきたときに一緒に将棋で遊べるから。
このように動きが駒に書いてあるので、動かし方を知らない子でも、いきなり一緒に将棋ができるんです。
たまにおばあちゃんが遊びに来たときも、「将棋しよう!」と子供が誘うと相手をしてくれます。
せっかく将棋を購入しても、対戦相手がいないとつまらなくて使わなくなってしまうんですよね。
対戦相手は1人でも多い方がいいです。
その点、くもんのスタディ将棋は、一目見ただけで動かし方がわかるので、誰でも対戦相手になってもらえるというのは大きなメリットです。
お片付けもしやすくてコンパクトに収納できます。
そんなに高級感はないですが、一応ちゃんと木でできていますよ。
子供向けのかわいいオリジナル将棋「どうぶつしょうぎ」
くもんのスタディ将棋のように、本来の漢字が書かれた将棋に補助がついたものではなく、子供向けのオリジナルな将棋もあります。
たとえば「どうぶつしょうぎ」などが人気です。
かわいいイラストで、子供が「やってみたい」と思うように工夫されていますし、将棋と同様、頭を使って遊べます。
将棋の入門版ということで、4歳くらいから楽しめるものです。
ただ、小学生くらいになるともう普通の将棋でも遊べますし、どうせ普通の将棋を買い直すことになるなら…とわが家ではくもんのスタディ将棋を選びました。
将棋の難点は時間が長いところ。早く勝負がつくようにするには…
将棋を習いに行ったり、将棋の本で研究するほどではありませんが、子供たちは結構将棋が好きです。
親としても、頭を使う遊びをしてくれるのは大歓迎なのですが、難点は時間がかかるところでしょうか。
やり始めると1時間くらいあっという間にたってしまいます。
そこで、なんとか早く勝負がつくようにできないだろうか…とあれこれ調べました。
歩無し将棋
見つけたのが「歩無し将棋」というやり方です。
最前列に並べる「歩」を1つも使わないという遊び方。
これでかなり早く勝負がつくようになります。
制限時間を設ける
それでも1手ごとに「う~ん…」と考えすぎてしまうと、やはり時間がかかってしまいます。
そこであまりゆっくりした時間がないときは制限時間付きで遊ぶようにしています。
たとえば、1手打つのに使える時間は10秒。
「1、2、3、4…」とカウントしながら次々と打っていきます。
本当はじっくりいろんな角度から考えることに将棋の醍醐味があるのでしょうけど、そうは言ってもこちらも忙しいので・・・。
奇襲OKにする
あとは、奇襲OKにしたり。
本来は、王がもうどこにも逃げられないように追い詰める所まで行って初めて勝利ですよね。
でも時間がないときは、こちらが狙われていることに気付かず、うっかり王を取られてしまった場合でも子供の勝ちというルールにしています。
奇襲で勝った場合でも、勝てたことに満足して嬉しそうにしているので、まあいいかなと。
このように、わが家ではあまりちゃんとしたルールで遊んでいませんが、気軽にできるということも大事なのだろうと考えています。
そうでないと、時間もなく、対戦相手もいなくて、せっかく買った将棋がほこりをかぶってしまいますからね。