以前こちらの記事で、入学前に読み書きなどの「先取り学習」はあまりおすすめできない理由を書きました。
ですが、「せめて読むくらいはできないと学校で困るのでは?」と心配な親御さんも多いと思います。
ひらがなを学べる知育玩具はいろいろありますが、中でも音が出て読み上げてくれるタイプのおもちゃがおすすめです。
おすすめの「ひらがなが学べる知育玩具」
うちの子が年長さんのとき、ママ友からお古のおもちゃを譲ってもらいました。
ベネッセの
「あそんで覚えるよくばりあいうえお絵本」
文字のボタンを押すと「あ」とか「い」とか音声が出て、しりとり遊びができたり、文を作って録音や再生ができるおもちゃです。
ベネッセの「あいうえお絵本」は今はもう売ってないみたいですが、タブレット型のこちらのおもちゃがとてもよく似ています。
音声も似ているし、ほぼ同じじゃないかな?
Amazonのレビューから口コミをいくつか紹介しますね。
3歳半の子供がひらがなに興味を示したので購入しました。
1週間も経たずに、「おとうさん おかあさん だいすき」ぐらいの簡単な文章を入力出来るようになりました。
約2ヶ月の使用で、ひらがなはほぼ完璧です。
最初は文字がわからず、問題にイライラしながら取り組んでいましたが、数日後には問題を解けるようになりました。
初めは文字より絵を見ながら問題に答えていましたが、その後文字を理解するようになり、数ヶ月後には平仮名、片仮名、数字をほぼマスターしました。(小さい”っ”や”ゃ”などは難しいところですが)
問題を出してくれるので、一人で黙々と取り組んでいました。
5種類の遊び方でひらがなを覚える
うちにあるベネッセの「あいうえお絵本」では5種類の遊び方ができます。
- 絵のクイズ
- 文字のクイズ
- しりとり
- ことばを作ろう
- 録音・再生
文字のクイズ
「「す」を押してね」と出題され、音楽が流れて6~7秒待ってくれます。
→「す」のボタンを押すと、ピロロン「そのとおり!」「次の問題です!」
→何も押さなかったら、「あれれ?「す」を押してね」
→それでも何も押さなかったら「あれれ?ボタンを押してね。すいかの「す」だよ」
しりとり
「いぬ、の次はなーんだ?」と出題され、音楽が流れて6~7秒待ってくれます。
→「ぬ」のボタンを押すと、ピロロン「ぬりえ」「ぬりえ、の次はなーんだ?」
→何も押さなかったら「あれれ?ボタンを押してね。いぬ、の次はなーんだ?」
→それでも何も押さなかったら「あれれ?ボタンを押してね。いぬ、の次は「ぬ」で始まる言葉だよ」
ことばをつくろう
「ひこうき、文字を順番に押してね」と出題され、音楽が流れて6~7秒待ってくれます。
→「ひ」「こ」「う」「き」とボタンを押すと「そのとおり!」
→間違えると「ちょっと違うみたい」
→何も押さなかったら「あれれ?ボタンを押してね。ひこうき、文字を順番に押してね」
ろくおん
「ろくおん」ボタンを押してから、ひらがなボタンを押していくと、言葉やメッセージを録音することができます。
「ば」や「ぱ」、小さい「つ」や小さい「やゆよ」も使えます。
こんな風に「ここをおしてね」とメモがついていたので「さいせい」ボタンを押してみると・・・
ま、ま、は、ゆ、う、ちゃ、ん、の、た、か、ら、も、の・・・
と再生されてキュンとしました!!
辞書がわりに使える
絵とひらがながセットになったボタンの一覧は、子供にとって辞書がわりになるようです。
友達にお手紙を書きたいときに、わたしが忙しくて見てやれなくても、このおもちゃで書けない字を調べていました。
ちなみにシートをスライドさせてカタカナでも遊べるようになっているんですが、カタカナの方はあまり使ってなかったですね。
知育玩具だけでひらがなの「読み」は完璧に
わたしは「どう書くの?」「なんて読むの?」と聞かれたときに答えただけで、入学前に読み書きはまったく教えていません。
でも、ひらがなの「読み」の方はこの知育玩具でほぼ完璧になっていました。
書く方はだいぶあやしい状態ですけど・・・。
鏡文字だったり書き順がめちゃくちゃだったり。
せっかく本人が楽しく文字を書いているのに、あまり親がうるさく言うと返ってヤル気をなくしちゃいますからね。
学校にお任せしましょう。
「あいうえおタブレット」はキャラクターのタイプも出ていますよ。
入学前の先取り学習がいらない理由はこちらの記事に詳しく書きました。
今うちの子がハマっていて、すっごく楽しいのに思考力がきたえられるんです。