「広める価値のあるアイデア」という理念のもと、各分野の最先端の人たちのプレゼンを無料で見られるTED talks。
教育法ややる気を高める方法など、子育てに役立つプレゼンもたくさんあります。
わたしがこれまで見たものの中から「これは子育てに役立つからぜひ見てほしい!」というものを厳選して紹介します!
【TED】子育て・子供の教育におすすめのプレゼン
ジュリー・リスコット・ヘイムス『”成功する子”の育て方』
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Julie Lythcott-Haims TED2015
How to raise successful kids – without over parenting
子育てや子供の教育に必死になるあまり大切なことを見失っていないか気づかせてくれるプレゼンです。
子供に過度に手をかけすぎる親は「わたしがいなかったら何ひとつ達成できやしないでしょ」というメッセージを子供に送っているのだという言葉にはハッとさせられるものがありました。
最後は「お手伝いの重要性」を説いていて、大賛成!と思いました^ ^
アンジェラ・リー・ダックワース『成功のカギは、やり抜く力』
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Angela Lee Duckworth TED2013
The power of passion and perseverance
Grit理論を提唱するアンジェラ・リー・ダックワースの有名なプレゼンです。
Gritは「やり抜く力」。それも何年にもわたって困難な課題を忍耐強くやり抜く力。
でも、どうやってこの「やり抜く力」を育てたらよいのかということは、まだ研究中なのだそうです。
ヒントは「成長思考」にありそうだ、とのことでした。それが次のプレゼンです。
キャロル・ドウェック『必ずできる!未来を信じる「脳の力」』
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Carol Dweck TEDx2014
The power of believe that you can improve
「固定思考」と「成長思考」の話です。成長思考は「成長マインドセット」「グロースマインドセット(growth mindset)」とも言われます。
知力や能力は生まれながらのもので変えることはできないという思い込みが「固定思考」。
それに対して、知力や能力は努力すれば伸ばすことができるという思い込みが「成長思考」。
成長思考の子供に育てるためにはどんな声掛けが有効かということも話してくれています。
とってもとっても大事な話だと思いました。
簡単なことなので、ぜひ今すぐ実践してみようと思えましたよ。
スーザン・ケイン『内向的な人が秘めている力』
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Susan Cain·TED2012
The power of introverts
「内向的」な人の持つ力を説いています。
子供の頃、初めてのキャンプで本を読んでいると周りから心配され、もっとみんなの輪の中に入って活発にと求められて苦痛だったという話から始まるのですが、すごく共感できます。
会社でも学校でも、グループ作業とかチームで何かをすることが重視されすぎなのでは?外向的であることが求められすぎなのでは?という問題提起。
わたし自身、内向的な性格なのですが、活発で友達とすぐ打ち解ける長男や末っ子を見ていると微笑ましく安心できるのに対し、内気で人見知りな次男を見ていると「大丈夫かな」と心配になってしまうのはなぜなんでしょう・・・。
「内向的よりも外向的な方が良い」という思い込みをくつがえしてくれる、とっても素敵なプレゼンです。
ケン・ロビンソン
イギリスの能力開発・教育アドバイザー ケン・ロビンソンのプレゼン3つです。
今の教育制度に対する問題提起の中に、子供たちに対するあたたかいまなざしのようなものを感じて、最後は胸が熱くなる・・・そんなプレゼンです。
『学校教育は創造性を殺してしまっている』
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Ken Robinson TED2006
Do school kill creativity?
『教育に革命を』
Ken Robinson TED2010
Bring on the learning revolution!
『教育の死の谷を脱するには』
Ken Robinson TED2013
How to escape education’s death valley
【TED】子供と一緒に見たいプレゼン
ここからは、教育論や子育てに役立つプレゼンというわけではないのですが、子供にもぜひ見てほしい!と思ったものを紹介します。
イーロン・マスク『我々が築き、掘っている未来』
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Elon Musk·TED2017
The future we’re building — and boring
普通は一人でプレゼンするスタイルなのに、イーロン・マスクのこの回はインタビュー形式になっています。
この回はEテレでも放送されていて、イーロン・マスクが進めている数々の事業内容に度肝を抜かれました。
こんな未来が来たら素晴らしいし、それも決して夢物語ではなく現実に事業として実現に向けて進められているということで、すっごくワクワクさせてくれます。
まだ字幕が読めない子でも、説明しながら見せてあげるといいと思います。
ティム・アーバン『先延ばし魔の頭の中はどうなっているか』
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Tim Urban·TED2016
Inside the mind of a master procrastinator
人はなぜ、やらなければならないことを先延ばしにしてしまうんだろう?という話です。
この落書きみたいなキャラクターの絵とか、すっごく楽しい!
めちゃくちゃ共感できるし笑っちゃうプレゼンなんですが、最後は深く考えさせられるし、「人生を精一杯生きなきゃな」という気持ちにさせてくれます。
実はこのプレゼンには続編(!?)があって・・・
先延ばしする人の方が独創的であるという驚きの研究結果が次のプレゼンです。
アダム・グラント『独創的な人の驚くべき習慣』
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Adam Grant TED2016
The surprising habits of original thinkers