ジャストシステムのタブレット学習「スマイルゼミ」。
小学生から利用している人も多いようですね。
スマイルゼミ中学生コースを子供に利用させたことがある保護者の良い口コミ・悪い口コミを集めました!
他のタブレット学習とのちがいや特徴、メリット・デメリットもあわせて紹介します。
タブレット学習「スマイルゼミ」中学生コースの基本情報
スマイルゼミは、専用タブレットとタッチペンを使って、授業も問題演習も暗記も、すべてタブレットでできてしまうというもの。
しかも、その子の理解度に応じて、自動的に学習計画を立ててくれる「オーダーメイド型」が特徴です。
専用タブレットに、スマイルゼミから毎月配信されるデータをダウンロードして使います。
進研ゼミのハイブリッドスタイルとよく似た機能で、月額もほぼ同じ。
ただし、タブレット代はスマイルゼミの方が高いです。
スマイルゼミ中学生コース | |
教科 | 9教科+リスニング |
端末 | 専用タブレット 10,978円(1年未満で退会したときは追加料金が必要※) 分割払いも可 |
価格(税込) | 【標準クラス】 1年生 月7,480円 2年生 月8,580円 3年生 月9,680円 ※6ヵ月分一括払いは月400円お得、12ヵ月分一括払いは月1,000円お得【特進クラス】 1年生 月14,080円 2年生 月15,180円 3年生 月16,280円 ※6ヵ月分一括払いは月800円お得、12ヵ月分一括払いは月1,600円お得 |
中学生のスマイルゼミには「標準コース」と「特進コース」がある
スマイルゼミの中学生コースには、「標準コース」と「特進コース」があります。
標準コースは学校の授業にそった学習。
特進コースは、難関校への進学を目指す子向けで、先取り学習で最初から受験対策を意識したコース。正答率30%以下の難問も扱っていきます。
スマイルゼミ中学生コースの口コミ
当サイトで独自のアンケートを実施して、実際に自分の子供(中学生)にスマイルゼミを使わせたことがある保護者の口コミを集めました。
良い口コミ
どこでも使用できるのが良いです。 家庭だけではなく、外に出ていくときなど、 子供が気になったときに確認できるので満足しています。
紙の教材は使い終わった後に捨てるのが大変ですが、タブレット学習はゴミが出ないので良い。
ゲーム感覚で問題を解いていき、出来ない箇所を把握して繰り返し問題を解いていくことで勉強の定着が出来て満足してます。
部活や学校行事などがあっても学習時間を自分で調整でき、両立が可能なので利用して良かったです。
悪い口コミ
間違えた所はアドバイスを貰えたりもう一度問題を解き直すことが出来るのですが、きちんと理解していない事が多いです。
やはり、タブレットで問題を解くことに慣れてしまうと、学校の宿題をやる事や参考書で自ら学ぶという感じが苦手になってしまう気がします。
自分で調整できるが故、普段学習せずにため込んでやっつけのような形で学習するため、一夜漬けになってしまい頭に入っていない。学力アップが目的ではなく、たまったタスクを消化することが目的になってしまいます。
中学3年になり、ほぼ毎日塾通いをするようになると、そちらが優先されてタブレットを利用する時間がなくなりました。
ずっと液晶を見ているため、視力低下が気になります。
本をめくるといったこと、特に辞書など検索することがなくなります。 古典的ですが、手と頭の体操ができなくなったことが悪い点です。
何でもタブレットでできるのが便利な反面、辞書や参考書をめくって自分で調べるという従来の学習方法ができなくなることを心配する声がありました。
スマイルゼミ中学生コースのメリット・優れている点
タブレットですべて完結
授業動画も、暗記も、問題演習も、すべてタブレットでできるようになっているので、タブレットさえあればいつでもどこでも勉強できます。
オーダーメイド型の定期テスト対策、入試対策
「オーダーメイド型」というのがスマイルゼミの大きな特徴の1つ。
たとえば定期テスト対策では、テスト範囲を入力すれば、これまでの学習状況
のデータから判断して、テスト勉強の計画を立ててくれます。
計画表には「優先」マークがついていて、時間がない場合はどれからやればよいかわかりやすくなっています。
入試対策も同様に、志望校を設定すれば、現在のレベルとのギャップを埋めるために効率的なカリキュラムを組んでくれます。
「いま何をやるべきか」をコンピューターが自動的に出してくれるのはありがたいですね。
専用タブレットだから誘惑がない
iPadなどで学習する場合は、ついついYoutubeを見てしまう・・・といった誘惑に負けてしまう子が多いと思いますが、スマイルゼミは学習専用のタブレットなので比較的安心です。
学習が終わるとネットやゲームが使える仕組み
でも、学習にしか使えないというわけではありません。
学習した分だけポイントがたまり、たまったポイントの分だけ普通のAndroidのタブレットPCとして使えるようになっているんです。
ゲームや動画、WEB検索なども利用できます。
たとえば10ポイントたまったら30分ゲームができる・・・といった感じです。
1ポイントあたり何分にするかは保護者が設定できます。
オフラインでも使える
スマイルゼミは、その月の教材をダウンロードすれば、あとはネットにつながっていなくても使えます。
外出先にも持っていってスキマ時間に勉強できるのは便利です。
講師の先生が黒板を使って説明する授業動画もある。
すべてコンピューターの解説動画というわけではなく、講師の先生が黒板を使っておこなう授業動画も見ることができます。
スマイルゼミとよく似た内容のタブレット教材「進研ゼミハイブリッドコース」にはこれが無いので、やはり講師の先生の説明の方がわかりやすいという場合はスマイルゼミがおすすめです。
暗記カード
定期テスト対策として、英単語や漢字、地名などを一問一答形式で覚える「暗記カード」という機能が用意されています。
間違えたものは繰り返し出題されるようになっています。
スマホで子供の学習状況を確認できる
子供がその日どのような学習をしたのか確認できる「みまもるネット」という機能があります。
また、ラインのように子供と親がチャットでやりとりできる機能がついていて、学習内容が通知されるようになっています。
あまり学習が進んでないときに声をかけたり、がんばっているときにほめてあげたりできるというわけですね。
ただ、小学生ならこういう機能も効果的だけど、中学生だと距離感が難しいので、あまり使わないかもしれませんね(^-^;
お試しができる
スマイルゼミは「全額返金保証」という制度があって、2週間以内であれば「月会費」と「タブレット代」をすべて返金してもらえるんです。
つまり2週間じっくりお試しして、気に入らなかったら返せるということ。
やはりこういう教材は、子供に実際に使わせてみないと善し悪しを判断できません。
しっかり使ってくれるならとても価値があるものですが、使ってくれないならお金を捨てているだけ。もったいない結果になりますからね。
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スマイルゼミ中学生コースのデメリット・残念な点
メリットいっぱいのスマイルゼミですが、良いことばかりではなく、デメリットも知っておきたいですよね。
さかのぼり学習や先取り学習ができない
スマイルゼミは、契約した月以降であればさかのぼりができますが、それ以前はさかのぼることができません。
たとえば、中学2年の4月から契約して始めたら、中学3年生になっても中学2年生の分野はさがのぼりOK。中学1年生の分野はさかのぼり学習できません。
ただし、夏休みや冬休みなど長期休暇に「総復習」みたいな教材が配信されることはあります。
また、先取り学習もできません。
学校の授業が進むのが早くても、スマイルゼミでは毎月ダウンロードできる講座が決まっているので、先にダウンロードすることはできないんです。(ドリルと漢字のみ先取りできます)
ただ、中学3年生の「特進コース」については、夏までに3年生のカリキュラムをすべて先取り学習で終わらせて、その後は実践演習を繰り返すようになっています。
さかのぼり学習や先取り学習がしたい場合はスタディサプリがおすすめです。
小学4年生から高校3年生まですべての授業動画・テキストが見放題。
すべてタブレットまかせで大丈夫?
タブレットは確かに便利ですが、紙には紙の良さがあると思うんですよね。
私たち大人でも、スマホのスケジュールアプリを使いつつ、紙のスケジュール帳や手帳も使ったりしませんか?
たとえば、紙の問題集をテスト前にパラパラと見直して、間違えた部分をやり直すとき。
間違えた部分だけでなく、その周辺の正解した問題もチラッと視界に入って一瞬復習できていたりしますよね。
パラパラとめくりながら「自分はこういう問題をよく間違えるんだな」とか「この単元はもう一度しっかり復習した方がいいな」など、自分で自分のことを見直すことができます。
口コミでも、その点を心配する声は結構ありました。
わからない点の質問はできない
スマイルゼミでは、学習面でわからないことが出てきたときに、子供が質問できるような窓口はありません。
「標準コース」の問題なら親が教えてあげることができるかもしれませんが、「特進コース」の問題はどうでしょうね。。。
サボろうと思えばいくらでもサボれる
タブレット学習はサボろうと思えばいくらでもサボれてしまいます。
たとえば、ご褒美のゲームがしたいから、授業動画を再生しながら他のことをして、問題は適当にやる(まちがったらすぐ答えが見られる)という子もいます。
「みまもるネット」という保護者が学習状況を確認できる機能がついていると説明しましたが、このようにいくらでもやったフリをしてごまかすことはできるんです。
小学生のうちなら、親が管理して強制的にやらせることもできますが、中学生にもなるとそれも難しいですよね。
しばらく様子をみて、サボってばかりで使わないならもう解約する。
それも1つの選択肢です。
誰かペース管理したり励ましてくれる人がいればがんばれるのに…という場合は、スタディサプリの「個別指導コース」がかなりおすすめ。
担当コーチがついて目標設定やスケジュール作成、確認テスト、質問対応までしてくれます。
うまく活用すればグンと成績がアップするはず!
やることいっぱいなので使い切れないかも
これだけ内容盛りだくさんで高機能の教材が月7,000~14,000円というのはかなりお得ですが、部活が忙しい子や学校の課題提出がたくさんある子は、盛りだくさんの内容を消化できないかもしれません。
忙しくて塾はおろか、家庭学習の時間をとるのも難しいという子は、もっとシンプルな教材の方が向いているのでは?
たとえば、Z会のiPadスタイルは1教科ずつ契約できるので、苦手教科だけ利用すればリーズナブルです。
>>Z会の中学生向けタブレット学習「iPadスタイル」の口コミ
テスト前しか使わないならスタディサプリも非常にリーズナブルで良いと思います。
再入会でもタブレットを購入しなければならない
子供のやる気には波があるので、もう使わないなら一旦退会して、またやる気になったときに再入会・・・ということが柔軟にできると家計的には助かりますよね。
退会は簡単にできます。月末までにオンラインで退会手続きをすると、翌月から退会できます。専用タブレットは購入したものなので返却する必要はありません。
ただ、再入会するとき、手持ちの専用タブレットをそのまま使うということができないんです。
新規入会と同じ扱いになり、また専用タブレットを購入しなければなりません。
このあたり、もうちょっと柔軟に対応してもらえるといいんですけどね。。。
ブルーライトや視力低下が心配
スマイルゼミでは問題演習も、暗記も、授業も、すべてタブレットでおこなうので、視力低下が心配という保護者の声は多いです。
また、ブルーライトの悪影響も気になるところですね。ブルーライトは体内リズムが狂って睡眠に悪影響が出るといわれています。
タブレットを購入したらまず、ブルーライトカットフィルムを貼ってあげましょう。
タブレット学習「スマイルゼミ」中学生コースはこんなお子さんにおすすめ
- 勉強の計画を立てられない子
- 家庭での学習時間がたくさん取れる子
- タブレットでないとやる気が出ない子
- 質問できなくても大丈夫な子(親、学校や塾の先生に質問できる子)
- 難関校も狙えるハイレベルな問題をタブレットで学習したい子(特進コース)
学習計画も、暗記も、授業も、問題演習も・・・何もかもタブレットでできるという点をメリットと捉えるか、デメリットと捉えるかです。
「紙+タブレット」の方がやりやすいという子、タブレットだけの方がやりやすい子、いろいろだと思うので、気になっているなら実際にお子さんに使わせてみることをオススメします。
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