子供の通う保育園から「お誕生日のメッセージを書いてください」とカードや用紙を渡されることがありますよね。
先生からのメッセージや写真などと組み合わせてバースデーカードを作ってくださるのですが・・・
そういう時、いつも「なんて書こう…」と悩んでしまいませんか？
子どもに伝えたい気持ちはいっぱいあるのに、ほどよい量でいい感じの文章が書けない！
そこで今話題のChatGPTに書いてもらうことにしました。
もちろん、いきなり最適な文章が出てくるわけではないのですが、チャットでやりとりしながら、最終的にまあまあいい感じのメッセージができあがったのでご紹介したいと思います。
ChatGPTこういう指示をすればいい感じの誕生日メッセージができあがる、という指示の例（テンプレート）も最後に載せておくので参考にしてみてください。
親から1歳児への誕生日メッセージ（試行錯誤）
まずは、誰に向けて書くのか（1歳の男の子「まさお」）、誰の立場で書くのか（例：ママ）を指定しました。
渡されたメッセージカードに収まる程度の文字数も一応指定しておきます。
あなたが男の子「まさお」のママだとして、まさおの1歳の誕生日のお祝いメッセージを100文字以内で書いてください
まさおくん、1歳の誕生日おめでとう！あなたがこの世界に生まれてきてくれたことを、心から感謝しています。これからもたくさんの成長や発見が待っています。健やかに成長して、素晴らしい人生を歩んでください。ママはいつもあなたを愛しています。
う～ん…子ども向けの言葉ではない。「心から感謝」とか「素晴らしい人生」とか。
1歳の子が文字を読むわけではないけど、誰かに読んでもらったりするわけですよね。
幼い子でもわかるように、もっと簡単な言葉で書いてください
まさおくん、１歳の誕生日おめでとう！ママはあなたが生まれてきてくれて嬉しいよ。これからもたくさんのことを経験して成長してね。ママはいつでもあなたを愛してるよ。
あ、良くなりましたね。でももう一息！
「経験」とか「成長」っていう言葉もちょっとちがう。
もっと簡単な言葉で書いてください
まさおくん、1歳のお誕生日おめでとう！ママはいつもあなたのことを愛してるよ。これからもたくさん大きくなって、たくさん遊ぼうね！
そうそう、これくらいの簡単な言葉です。
ただ、あまりにも一般的すぎるメッセージでつまらない感じがします。
もうちょっと「こんなことができるようになったね」とか、「こういうところが大好きだよ」とか、具体的な表現がほしいです。
具体的な話も入れてください
まさおくん、1歳のお誕生日おめでとう！まさおくんが生まれてきてから、ママは毎日楽しくて幸せだよ。まさおくんは、最近歩く練習をしているんだね。ママはいつも応援しているよ。まさおくんがもっと成長して、たくさんのことを経験して、ママはそれを見て嬉しいな。これからも、まさおくんと一緒にたくさん遊んで、楽しい思い出を作っていこうね。
あ、いいですね！
「最近歩く練習をしている」という1歳らしい具体的なエピソードが入りました。
こういうの、何年もたってから見た時に「ああ、このころよちよち歩き始めたんだよね～」と懐かしい気持ちになるんです。
後半また「成長」とか「経験」が戻ってますし、ちょっと日本語がおかしい気もしますが、1つ前に作ってくれた文章とつなげればＯＫということで。
ChatGPTが作ってくれた文章をたたき台にして最終的には自分で微調整すると良いと思います。
まさおくん、1歳のお誕生日おめでとう！まさおくんが生まれてきてから、パパとママは毎日楽しくて幸せだよ。まさおくんは、最近歩く練習をしているんだね。パパとママはいつも応援しているよ。これからもたくさん大きくなって、たくさん遊ぼうね！
親から3歳女の子への誕生日メッセージ（1回で成功）
以上のやりとりをふまえて、次は3歳の女の子に向けた誕生日メッセージを作ってもらいます。
あなたが女の子「ゆうか」のママだとして、ゆうかの3歳の誕生日のお祝いメッセージを100文字以内で書いてください。幼い子でもわかるように簡単な言葉で書いてください。具体的な話も入れてください
ゆうかちゃん、お誕生日おめでとう！今日は３歳のお誕生日だね。ママはいつもゆうかの笑顔が大好きだよ。ゆうかは、お絵かきやお人形遊びが好きだね。これからもたくさん楽しいことをして、夢中になれることを見つけてね。ママはいつもゆうかの味方だよ。たくさん笑って、楽しい誕生日を過ごしてね！
いいです！ほぼ完璧じゃないでしょうか。
ゆうかちゃん、3歳のお誕生日おめでとう！パパとママはゆうかの笑顔が大好きだよ。ゆうかは、お絵かきやお人形遊びが好きだね。これからもたくさん楽しいことをして、夢中になれることを見つけてね。パパとママはいつもゆうかの味方だよ。たくさん笑って、楽しい誕生日を過ごしてね！
この調子で3歳の男の子向けの誕生日メッセージも書いてもらいます。
最適な指示が完成したと思ったのですが、ここで変なことが・・・
親から3歳男の子への誕生日メッセージ（そうじゃなくて…）
あなたが男の子「ひろと」のママだとして、ひろとの3歳の誕生日のお祝いメッセージを100文字以内で書いてください。幼い子でもわかるように簡単な言葉で書いてください。具体的な話も入れてください
ひろとくん、3歳の誕生日おめでとう！君は本当に成長したね。ママは毎日君の笑顔に元気をもらってるよ。今日はお友達と一緒に楽しいパーティーだね。ケーキもたくさん食べて、プレゼントももらえるよ。ママとパパはいつも君を応援してるから、これからもたくさん遊んで、夢中になって好きなことをやってね。愛してるよ！
なんか勝手に友達とパーティーをしてプレゼントをもらえることになってしまった…
他のパターンも書いてください
ひろとくん、3歳の誕生日おめでとう！君はもう立派なお兄ちゃんだね。ママはいつも君の成長に感動しているよ。今日は君の大好きなカーズのケーキを用意したよ。プレゼントも楽しみにしてね。これからも元気に過ごしてね。ママとパパは君の味方だよ。愛してる！
ひろとくん、3歳の誕生日おめでとう！ママは君の笑顔が大好きだよ。今日は家族でお祝いするよ。ママが作ったお寿司と君の好きなフルーツを食べようね。ケーキもあるよ！君はいつも元気いっぱいで、ママも刺激をもらってるんだ。これからもたくさん遊んで、楽しい思い出を作ろうね。愛してる！
えっと、そういうことじゃなくて…
一気に2パターンも作ってくれたけど、どちらも誕生日会の「具体的な話」になってしまってます。
ひろとの成長について具体的な話も入れてください
ひろとくん、3歳の誕生日おめでとう！ママは君の成長に本当に感動しているよ。最近はおしゃべりも上手になって、ママと楽しくおしゃべりできるようになったね。そして、自分でお着替えができるようになったことも嬉しいな。また、好きな絵本を読むのが上手になり、お話の内容も理解できるようになったんだ。最近は一緒に絵本を読んで感想を話し合うのが楽しいね。今後もたくさんのことに挑戦して、成長し続けてほしい。ママはいつも君を応援してるよ！
わ～、成長エピソードが盛りだくさんになりました。
明らかに100文字オーバーですが、適当に削れば使えそうです。
ひろとくん、3歳の誕生日おめでとう！パパとママはひろとくんの成長に本当に感動しているよ。最近はおしゃべりも上手になって、パパやママと楽しくおしゃべりできるようになったね。そして、自分でお着替えができるようになったことも嬉しいな。これからもたくさんのことに挑戦してね。いつも応援してるよ！
文字に興味を持ち始めた子なら、ひらがなで書いてあげてもいいですね。
親から3歳男の子への誕生日メッセージ（まあまあいい感じ）
さて、さらにこれをふまえて、次は5歳の男の子向けの誕生日メッセージを作ってもらいます。
あなたが男の子「ゆうき」のママだとして、ゆうきの5歳の誕生日のお祝いメッセージを100文字以内で書いてください。幼い子でもわかるように簡単な言葉で書いてください。ゆうきの成長について具体的な話も入れてください
お誕生日おめでとう、ゆうき！５歳になったね！ママはいつも君の成長を見て感動しています。最近、君は字を書くのがとても上手になりましたね。そして、自分で靴を履いたり、歯磨きをしたりと、自分で出来ることがどんどん増えているんだね。これからも自信を持って、好奇心を持ちながら、たくさんのことに挑戦してほしいな。また、ママはいつでも君を応援しているよ！
5歳で靴を履けるようになるのが一般的かどうかはさておき、1回でまあまあいい感じに作ってくれたと思います。
お誕生日おめでとう、ゆうき！５歳になったね！パパとママはいつもゆうきの成長を見て感動しています。最近は字を書くのがとても上手になりましたね。これからも自信を持って、たくさんのことに挑戦してほしいな。ママはいつでも応援しているよ！
誕生日メッセージをChatGPTで作ってもらうための指示文テンプレート
親から子への誕生日メッセージをChatGPTで作ってもらうための指示文テンプレートはこちらです。
あなたが男の子（女の子）「○○」のママ（パパ）だとして、○○の○歳の誕生日のお祝いメッセージを○○文字以内で書いてください。幼い子でもわかるように簡単な言葉で書いてください。○○の成長について具体的な話も入れてください
1回で最適なものが出てくるとは限りませんし、多少修正は必要ですが、「う～ん、なんて書こう…」と固まっている状態からは抜け出せると思います。
「〇〇には〇歳の兄がいます」とか「〇〇はポケモンが大好きです」など、追加情報を入れるとさらにその子にフィットした具体的なお祝いメッセージを作ってくれるかもしれません。
いろいろ試してみてください！
