ツイッターで話題の知育アプリ「Think!Think!」(シンクシンク)。
3月1日から1カ月間、有料コースのコンテンツも特別に無料で利用できるということで、子どもと一緒に体験してみました。
シンクシンクの開発元ワンダーラボから、感性と思考力が育つSTEAM教育の新しい通信教育サービス「ワンダーボックス」が始まっています。シンクシンクの内容も含まれています。
▼くわしくはこちらの記事で
アプリとキットの教材ワンダーボックスの口コミ体験談|兄弟で入会した感想
Think!Think!(シンクシンク)は思考力に効果があるの?
シンクシンクは図形やパズル、迷路で楽しく「思考力」を伸ばせる知育アプリです。
「思考センス」と育てる…ということなのですが、どういうことかちょっとわかりにくいですよね。
思考センスとはたとえば、
- 複雑な立体を上から見たらどんな形になってるだろう…とイメージする力(空間認識)
- いくつかのヒントから推理して「〇〇だからこうなる」と答えを導く力(論理)
などがあります。
この思考センスをパズルや迷路で育んでいくアプリなんです。
実際に効果も検証されています。
慶應義塾大学、JICA(国際協力機構)と合同でシンクシンクを使った実証実験をおこなった結果、IQが8.9ポイント向上、算数の偏差値が6.9ポイント向上という結果が出たそうです!
▼実証実験の結果はこちらの記事で詳しく紹介しています。
「ワンダーボックス」は学力に効果があるの?
↑こちら新しい教材「ワンダーボックス」の記事ですが、「ワンダーボックス」の一部に「シンクシンク」が含まれています。
Think!Think!(シンクシンク)で遊んだ感想
シンクシンクの画面はこんな感じ。
「今日の問題」として8つの問題が出てくるので、好きなものを選びます。
最初にやったのは一筆書きの問題。
制限時間3分の中で何問クリアできるかチャレンジします。
次は立体の問題。
この立体が壁の穴を通るか(〇)通らないか(×)を判断します。
これも次々出題されるので時間内に何問クリアできるかチャレンジします。
兄弟で交替しながら遊んでいたのですが、「ちがうちがう!マル!マル!」とか「それじゃないって!あれ?合ってた~」とか白熱してます。
「人がやってるときは口出ししないで」と一応注意したのですが、画面をのぞいてるとわたしも「えっ、3つ目じゃないの?」と思いっきり口出ししてしまい、子どもたちに笑われました。
遊んでいる様子を見て気付いたのですが、特に小1の娘は空間認識力が弱いかも…
立体をいろんな方向から見たときどう見えるか、という問題が特に苦手なようで何度も間違っていました。
学校の勉強でつまづいている様子はなかったので「こういうの弱いんだな」と発見できてよかったです。
1日3分×3回(つまり10分程度)しかできないのでちょっともの足りないのですが、タブレットをじーっと見つめることになるので、これくらいでちょうどいいのかもしれませんね。
一気に長時間やりすぎず、少しずつ継続して思考力を鍛えることができるようによく考えられていると思いました。
その後1ヵ月ほど毎日シンクシンクで遊んでいると立体の問題はかなりクリアできるようになってきました!
最近シンクシンクを解約して同じ開発元から出た「ワンダーボックス」に切り替えたのですが、ワンダーボックスは時間も長く使えるし問題のバリエーションが多いので粘り強く試行錯誤する力がついてきたように思います。
論理的に考える力はまだこれから…という感じ。
無料コースと有料コース(課金)のちがい
シンクシンクの無料コースと有料コースのちがいは次のとおりです。
・無料コース
1ユーザー、1日1回3分、32種5,400問〜
・スタンダードコース(月300円)
3ユーザー、1日3回、78種10,000問〜
・プレミアムコース(月980)
6ユーザー、1日3回、100種15,000問〜
1つのコンテンツは3分程度で終わってしまいます。
無料コースはそれを1日1回だけ。
有料コースだと1日3回(または週21回)できるようになります。
1つの契約で利用できるユーザー数や、コンテンツの種類もちがいます。
2020年3月のシンクシンク無償提供の内容
今回、新型コロナウィルスによる臨時休校への対応として、家で過ごす子どもたちのためにシンクシンクの有料コンテンツを無償提供するという発表がありました。
内容は次のとおりです。
⇒無償提供は3月いっぱいで終了しています。
【3/1以降、新しくダウンロードした方】
無料コースのままで
・すべてのコンテンツを利用できる
・ユーザー数は1ユーザー(3ユーザーやや6ユーザーにはなりません)
・1日3回(または週21回)利用できる
・期間は3/1~3/31
【既存有料コース会員の方】
・3月分の月額を返金(Amazonギフト券で)
・返金はフォームからの申請が必要
2020年3月に有料コースのコンテンツを無料で利用する方法
無料コースのまま有料コンテンツを利用するにあたって、手続きや申込は必要ありません。
アプリを無料でダウンロードして遊び始めると、自動的に有料のコンテンツも利用できるようになっています。
⇒無償提供は3月いっぱいで終了しています。
▼アプリのダウンロードはこちら
めちゃくちゃ面白いことはわかったし、兄弟でそれぞれ利用できるようにしたかったので月300円程度なら課金してしまおうと思ったのですが、課金しても1週間は無料期間が適用されていて3ユーザーにならないみたいです。
1週間たてば3ユーザーになるのかな。。。?
⇒1週間後、3ユーザーになりました。小4息子、小1娘、わたしの3人で毎日楽しんでいます^^
2020年4月からスタート!新しい通信教材「ワンダーボックス」
シンクシンクの開発元であるワンダーラボ株式会社から、今までにないまったく新しい通信教材「ワンダーボックス」がスタートしています。
学校のお勉強の予習・復習をする学習教材ではありません。
感性と思考力が育つSTEAM教育の通信教材とのこと。
- Science(科学)
- Technology(技術)
- Engineering(工学)
- Art(芸術)
- Mathematics(数学)
この5つの領域を重視する教育方針で、日本の文部科学省も「思考の基盤となるSTEAM教育をすべての生徒に学ばせる必要がある」と提言しています。
ワンダーボックスは、これまでの学習教材のような「知識」の定着を狙うものではなく、「感性」や「思考力」を育むための教材なのだそうです。
▼くわしくはこちらの記事で
アプリとキットの教材ワンダーボックスの口コミ体験談|兄弟で入会した感想