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小泉進次郎大臣の育休取得(1)父親が育休を取ってもできることなどないのか

小泉進次郎環境大臣が、現職の大臣として初めて育児休暇をすることを明らかにしました。
これに対して世間の反応は賛否両論。

否定的な意見は次のようなものです。

  • 父親が育休を取ってもできることなどない
  • まず環境省職員が育休を取れるようにするのが仕事
  • 大臣を辞めてから取得するべき
  • 公務を優先すべき
  • シッターやシェフを雇えるほど資産があるのだから必要ない
  • 育休期間にも報酬が出るのはおかしい
  • 金持ちが育休とっても手本にならない。一般人は収入がなくなるから無理
  • スキャンダルから目をそらせるためのパフォーマンスでは?
  • 育休取って家に居られても子どもの世話と夫の世話で逆に疲れる
  • 育休を取らなくても子育てはできるはずだ

 

わたし自身は、小泉進次郎さんの育休取得には大賛成の立場です。本当にうれしい!
なので少しでも応援できればと、これら否定的な意見に1つずつ反論していきたいと思います。

父親が育休を取ってもできることなどないのか

私なりに考えた結果、「公務に支障をきたさないこと」「危機管理を万全にすること」を条件に、育休を取ることを決めました。最も母親の負担が大きいと言われる出産から3ヶ月間のなかで「2週間分」取得したい、と考えています。
小泉進次郎オフィシャルブログより

 

産後3カ月のうちに2週間分取得したいという点について、このような否定的な意見がありました。

この意見については、多くの母親が「ありえない」という感想でしょう。
育児をしている父親も「何言ってるの…?」という感じではないでしょうか。

でもこの考え方は意外と根強く残っているんですよ。このツイートにも「いいね」がたくさんついてますし。
職場の上司と話していても「男には育児はできないからな~」とか「男も母乳が出るようになってからだな」なんて言ってるくらいです。

母乳が出ないと赤ちゃんの世話は無理。活発に動き出して言葉も通じるようになったら父子の時間を楽しみたい…みたいなイメージがあるのでしょうか。

産婦人科から退院した直後の生活

出産・育児を経験した立場から言うと、2歳以降などではなく、産婦人科から退院した直後こそ一番大変で一番夫に助けてもらいたい時期です。

産後は体がボロボロであちこち痛いのに加えて小刻みにしか眠らせてもらえない。
一般的に新生児は3時間おきに泣いて授乳が必要になりますが、では3時間ずつ眠れるかというと全然、まったく、3時間眠らせてもらえることなどありませんでした。

  • 慣れない授乳に時間がかかる。
  • 母乳が足りないときはミルクを作って飲ませる。
  • そのあと縦抱きにして背中をとんとんたたいてゲップさせるのに時間がかかる。
  • さらに抱っこして寝てくれたと思っても布団に置くとパチッと目を覚まして泣き出すので抱っこのやり直し…。
  • そうこうしているうちにウンチをしてオムツ替え。


やっと布団で寝てくれた、やっと眠れる。と思ってもそのころには授乳からずいぶん時間がたっていて次の授乳まで残り1時間もない。もう泣きたくなります。というか、実際何度も泣きました。

感覚的には一瞬ウトウトしたら泣き声が聞こえて「ハッ!もう授乳時間か」という感じです。これの繰り返し。

眠いのにまとまって寝かせてもらえない状態が何日も続くことがこんなにつらいものなのだとその時初めて知りました。

こんなとき夫がそばにいてくれれば、母親は授乳するだけで、その後のゲップさせたりオムツを替えたり抱っこして寝かしつけたりを夫に任せて2時間半くらいはゆっくり寝かせてもらえるのです。

「男は育児ができない。いてもどうせ役に立たない」などという人もいますが、とんでもない。ゲップさせたりオムツを替えたり抱っこするくらいできるでしょう。
それをやってくれるだけで母親がどれだけ助かるか。

「初めてだからわからない」のだとしたらそれは母親も同じです。つい1週間ほど前に産んだばかりなのですから。

産後うつと乳児虐待

妊娠・出産によってホルモンバランスが崩れ、産後の孤独な育児によって「産後うつ」になる方が約10%もいる
小泉進次郎オフィシャルブログより

産後うつは、ホルモンバランスの変化のほか、睡眠不足も大きく関係があるのだそうです。

産後うつから乳児を虐待して死なせてしまったという事件もよく耳にしますが、あれは本当に母親を責められない。
自分も一歩間違えばやってしまっていたかもしれないと思うからです。

どうして誰も助けてあげなかったの? 父親は・・・?

このような事件に胸を痛めている方にはぜひ、父親が育休を取ってサポートすることで産後うつを防ぐことができるのだということを知ってもらいたいです。

産後うつの発症のリスクは出産から2週間後が25%と最も高く、産後1か月でも17.4%と、短い期間に集中してリスクが高まるのだそうです。

参考 産後うつ 手遅れになる前にNHKオンライン

夫に育休を取ってほしかったけど叶わなかった

わたし自身、一人目の育児があまりにも大変でつらかったので、二人目のときは夫に育休をとってほしいと頼みました。
夫は前向きに考えてくれましたが結局叶いませんでした。

なるべく早く帰るようにするとか、休めそうな日は有休を取ると言ってくれたものの、仕事が忙しくこちらが期待するような時間には帰ってくれなかったし、有休も2~3日程度だったと記憶しています。

仕事が忙しかったのだから仕方がない。夫なりにがんばってくれたのだと自分を納得させながらも、一番大変なときに助けてくれなかったという想いはずっとしこりのように残り続け、10年たった今でも忘れていません。
「許せない」というのではなく「忘れていない」という感じ。

ただ、今回の小泉進次郎さんへのバッシングや否定的な意見を見て、育休を取ろうとする男性には、わたしたち女性には想像もできないほどすさまじい逆風が吹いていたのだなということを理解しました。
でも、それでもやっぱり取ってほしかったな。。。。

一番大変なときにがっつり育児に関わったかどうか

わが家では叶いませんでしたが、もし産後&新生児の世話という一番大変なときを、協力しながら一緒に乗り越えることができれば、その後もずっと「共に育児することが当たり前」という意識を持てるパートナーになるのではないかな…と思うのです。

たとえ2週間でも、1ヵ月でも、一番大変なときにがっつり育児に関わったかどうかでその後が大きく変わるのです。

新生児のときに大して関わらなかったのに2歳以降から急に育児をがんばり出すなんていうことは普通はありえないでしょうし、一番つらい時に助けてくれなかった時点で妻の心はもう離れてしまうのではないでしょうか。

(つづく)

 

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